菌ちゃん先生の無肥料栽培の畝づくりを実践中♬
自然物を使って糸状菌にがんばってもらい、元気野菜を育てたいという目標のもと
前回の菌ちゃん農法②では畝づくりをイメージして必要なものを準備しました~
正直に言うと…
今回が一番大変な作業でした
私も不安ながら作業を進めましたが、難しい事はありません!
ポイントをおさえれば、土作りはできます!
今回の内容を紹介します▽▽
前半菌ちゃん農法の畝が高い理由
後半作業をした様子とポイント
\ 作業時間は1時間半 /
自己紹介はこちらからご覧いただけます▽
菌ちゃん農法のリンクリストです▽▽順番にやれば菌ちゃん農法ができます~
【菌ちゃん農法】の畝が高い2つの理由
菌ちゃん農法の動画や写真を見てみると、50㎝の高い畝が印象的ですよね。
高い畝を作るのには、理由があります!!
理由を知ると、重労働の畝づくりも頑張ろう!と気持ちにスイッチが入ります(^^♪
排水をよくするため
菌ちゃん農法では、糸状菌が住みやすい環境を作ることが大事になります
糸状菌は空気が大好きなので、排水が悪いと呼吸ができずに溺れてしまいます
高い畝を作ることで、下から上がってくる水で糸状菌が溺れることを防げます
\高い畝はほどよい湿り気を保てます/
梅雨を安心して過ごすため
長雨の時期でも、畝が高くて排水溝にしっかりと水の出口があれば安心です
高い畝を作るのは、大変な作業になりますが
梅雨を乗り越えるために、必要な作業になります!!
畝を作り、一雨あてた後にマルチがけをすると
畝の中が水浸しになることもないです
大変なのは最初だけで、後々楽ができますよ
注意!実際に梅雨を迎えたらこうなる
一雨あてるつもりが、台風が来てしまいまして…
畝を修繕することになりました
梅雨の時期は、大雨が降ることも多く、作業予定日に天候が悪いと残念ですね
高い畝を作っておけば、上の方は浸水しないので
やっぱり菌ちゃん農法は良いんだと感じましたよ~
植え付けの3か月前には畝を完成させる
【冬野菜】6月にはマルチがけまでやろう
冬野菜は、夏野菜のように1株で
多収穫することがないので
慌てず菌ちゃんたっぷりの土を作りましょう
冬野菜の植え付けが9月末とすると…
一般的には9月末に
冬野菜を植え付ける方が多いです
マルチをかけてから3か月は寝かせたいので、
6月中には畝を完成させましょう!!
私は、5月末に完成させました
その後一雨あてて
6月上旬にマルチをかけました
畝づくりが早ければそれだけ菌ちゃんが増えていく時間が作れます
逆に遅くなってしまった場合は、慌てずに3か月ほど寝かせましょう
スタートが遅れても冬野菜の収穫時期がずれるだけなので、
じっくりと菌ちゃんを育てましょう
栽培管理は、通常のやり方と菌ちゃん農法とでは変わりないです
栽培したい野菜があるのなら、植え付け予定の時期の
3か月前には畝を完成させましょう!
理想的な畑の設計図と作業工程
私が作った畝の写真です
借りた畑の都合上、溝幅も畝の上辺も理想まで作れませんでした
(畝高は50センチ作りました)
場所がある方は、上記写真を参考に幅をとり、畝高50センチを目指しましょう
溝をしっかりと掘り、
畝高50センチになるように
剣先スコップで掘り積み上げていきます
硬い岩盤層が出てきたら、唐鍬などで崩しておくと水が流れて排水がよくなります
排水溝は30~40㎝
排水溝は通路にもなるので、30~40㎝あると理想的です
私は、スペースがなかったため溝幅は20㎝ほどです
上辺幅は100㎝
100㎝幅がとれると、菌ちゃんのエサを乗せやすいです
|← 100㎝ →|
野菜を植え付けもたくさんできるので、上辺が100㎝幅で作れるといいです
畝高は50㎝、エサを乗せて60㎝
50センチの畝高を作ることができたら、畝の両脇をしっかりと手で押さえて固めていきます
両脇をギュッギュ!!
固めていきます
両脇を固めたら、畝の上部に菌ちゃんのエサになる自然物を乗せていきます
エサ(自然物)を乗せたら、土を軽く乗せましょう
実際の写真を交えて説明していきます~
乗せる順番は…
- 丸太(畝の両脇)・木や枝(畝の上)
- 落ち葉
- 枯草
分解に時間がかかるものを下にすることで、
菌ちゃんが長い期間食べていけるエサがある状態が作れます!
大きな木材は、ほどよく空気に触れる事ができるように畝の両端に置いていきましょう
自然物を置く量の目安は、
置いたときに10㎝積みあがっているくらいです
だいたいで大丈夫なので、菌ちゃんが喜ぶものをたくさん乗せていきましょう
菌ちゃんのエサをたっぷりと乗せたら、
軽く土を被せていきます
空気が大好きな菌ちゃんですが、
土を被せることで空気の量を調節する効果が期待できます
乗せたエサが飛んでいかないように予防効果もあります
土を被せたら、しっかりと雨にあてましょう!
もしも雨を待つことができない場合は、何回かに分けてジョーロで水をかけます
しっかりと水分を含ませたあとは黒マルチをかけていきます
最後の作業菌ちゃん農法④マルチをかけるを参考にしてください
畝を作り後、メリットを振り返る
これで、畝づくりは完成です!!
お疲れ様でした~(^^♪
振り返ってみると…
自然物を集めるのは散歩ついでに楽しくコツコツできました
畑のイメージを浮かべるのも、
いよいよ感があり早く作ってみたい!!
とやる気に溢れていました
いざ畝を作ってみたら重労働ですね・・・
しかし、菌ちゃん農法の高い畝は
一度作ってしまえば
メリットがたくさんあります▽▽
- 数年は耕さなくてもいい
- 大雨による水浸しの心配が少ない
- 無肥料栽培ができる
- 収穫後、すぐに次の野菜が植え付けられる
ほんとに実現して収穫できたら素敵ですよね!!
だって、全て自然物を循環させて無肥料栽培ができて、
栄養価の高いお野菜を収穫できるんですから
3か月寝かしている間には、
自宅前での生ごみを利用した
有機栽培に取り組んでいます!
ぜひこちらもご覧ください
まとめ
作業工程のまとめ
- 排水溝を掘り畝を作る(溝30~40㎝が理想的)
- 高さ50㎝・幅100㎝の畝を作る
- 畝の両脇を手で固めていく
- 畝の上部に10㎝目安に菌ちゃんのエサを乗せていく
- 土を被せて、しっかりと雨にあてる
私なりに調べて実践した『菌ちゃん農法』の畝づくりです
準備するのが大変ですが、ここまでやってしまえば後はあとはマルチをかけるくらいです
参考にしていただけたら嬉しいです
YouTubeでも、実際に菌ちゃん先生が畝を作っている様子を見る事ができます
オンライン講座もおすすめです。すでに1万人もの人が利用しているそうですよ~
かなりの情報量なので、5500円の費用はかかりますがしっかり学べます
無肥料、無農薬栽培を目指して、美味しくて元気な野菜を作りましょう
コメント
コメント一覧 (2件)
ちわ。
私も、全幅1m強・長さ5.5m・高さ60cm程のなんちゃって菌ちゃん畝を、1か月に作りました。なんちゃってってのは、ベースに枯れ木ではなく,切ったばかりの高さ9mほどのシュロを3本ぶっ込んだからです。シュロの皮を剥ぐのが大変なのがわかって、ならば菌ちゃん畝を、と不純な動機で作りました。後は、ほぼセオリー通りの畝作りで、目下は、厚手の不織布を掛けています。春野菜から、その畝の効果を試そうと思います。ワクワクドキドキ、、、。
因みに私は、ヨーガ(学んだ佐保田鶴治先生系はYOGAをそう表記)講師をしていました。
タートル様
立派な畝を作られたんですね!!使う木の種類は、新しいものを使われたんですね!菌ちゃんがなかなか分解できないので時間が必要かもしれません。
厚手の布で菌ちゃんが活発になることに期待しましょう(^^♪ヨガに畑、共通点がありますね~!お互い楽しみましょうね。コメント、ありがとうございました!!