米ぬかボカシを土作りに追肥、堆肥に活用しよう!家庭菜園で有機栽培を実践する

【米ぬか】を活用して、有機栽培をすることができます!

米ぬかボカシってどう活用するの??

  1. 土作りの元肥に使う
  2. ボカシ肥にして追肥として使う
  3. 雑草堆肥を作る時に使う
  4. 生ごみ漬物を作る時に使う

米ぬかは、コイン精米所で無料に入手できる場合があります
しかし、家庭菜園に活用される方がいて
入手困難になっている場所もあるとか…
私は、お米屋さんで15キロの米ぬかを500円で購入して、微生物液を混ぜて米ぬかボカシを作りました
米ぬかを活用することで、低コストで有機栽培が楽しめます!

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15キロの米ぬかってかなりの量なんです…
1年間で使い切るために、少しずつ活用しているので紹介していきます

kinchan

米ぬかボカシは発酵させて作るから
活用しやすくなりますよ!
1年で15キロ使い切ろう~

目次

米ぬかとは

米ぬかは玄米を精製する際に取り除かれる、玄米の外皮のことをいいます
外皮には米が発芽・成長するための栄養分が凝縮されています

米ぬかが肥料になる理由

肥料成分が含まれている

窒素(N)2・リン酸(P)4・カリ(K)1

上記にプラスして、ミネラルやビタミンも含まれています!

肥料としてはもちろん、堆肥づくりには発酵をうながすために使われます
その他にも、ぼかし肥料に使うなど、汎用性が高いのが魅力です

生ごみに混ぜて【生ごみ堆肥を作る】
土に混ぜて【元肥】にする

生の米ぬかは注意が必要

米ぬかは、窒素分が多い有機物です
生のまま土に入れると腐敗しやすくなります
ガスが発生して、根を傷つける事があります
土に混ぜてから、1か月は植え付けができません

注意点を知ろう

  • 撥水性があり水をはじいてしまう
  • 厚く撒いてしまうと土を硬化させてしまう
  • 雑菌や虫が繁殖しやすくなる
  • 微生物が大量発生して窒素飢餓になる


できるだけ分解しやすくなるように、
密閉状態で発酵させて米ぬかボカシを作ってから土に混ぜる
発酵分解がスムーズになります

米ぬかを発酵させた【米ぬかボカシ】

米ぬかボカシを作ると便利な理由

発酵しているため分解が早い

微生物液を作り、米ぬかに混ぜて密閉して発酵させることで
土や生ごみ、枯草・枯葉に混ぜた時に、分解が促進されます!

微生物液には、乳酸菌・酵母菌が含まれていて、発酵が早まります
また、失敗する可能性が下がるため、水を混ぜるよりもいいです

米ぬかボカシは、微生物液を混ぜて、空気を抜いて密閉することで出来上がります▽▽

作り方や、メリット・デメリットについては
▽からご覧いただけます

実際の活用法を4つ紹介

米ぬかボカシの実際の活用先

  • 元肥・太陽熱消毒として使う(土に混ぜて1か月は植え付けできません)
  • 追肥として使う(発酵したものを少量ずつ様子を見ながら使用)
  • 雑草堆肥を作る時に使う
  • 生ごみ漬物を作る時に使う

①元肥・太陽熱消毒に活用

元肥として利用するために土作りを兼ねて、太陽熱消毒をする時に活用できます
米ぬかボカシと水を混ぜて、30℃以上続く日に3週間~1か月
袋に入れるか、畑の場合は透明マルチをします

米ぬかボカシが入ることで、ドブのような匂いがします
近所迷惑にならないよう配慮をしてやりましょう!

また、太陽熱消毒をしない場合でも、元肥として利用することができます

太陽熱消毒について詳しい記事はこちらから▽
【太陽熱消毒】で土をリセット!米ぬかを元肥に

②追肥として使う

追肥として使う場合は注意点があります

発酵したものを使うことが大事です

生のままの米ぬかを土に混ぜると、腐敗しやすく
発生したガスが根を傷める事があるので、追肥にはできません!
生のまま使う場合は、元肥として利用しましょう
土に混ぜてから3週間~1か月は植え付けしないのがベターです
▽は元肥として利用したものです

米ぬかボカシを混ぜたプランター栽培用の土

発酵させた米ぬかボカシは、窒素(N)2・リン酸(P)4・カリ(K)1の肥料成分があり
油粕や、鶏糞をまぜることでバランスをとった肥料を自作することができます
その場合は、混ぜて発酵させたものを追肥として使うようにしましょう

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あらかじめ、油粕や鶏糞を混ぜて発酵させておくのが
大事なポイントになるんだね~

私は、生ごみと塩を混ぜて【生ごみ漬物】を作り、追肥用に加工したものを利用しています
実際に夏野菜の収穫ができました!


生ごみを使うので、肥料成分が安定していないかもしれませんが、
自作の肥料で楽しめるのでおすすめします~

③雑草堆肥を作る時に使う

庭で草抜きをしたものを雨ざらしにし、枯れているものを使って堆肥を作ることができます
私は、家の木の落ち葉や雑草を集めておきました

雑草を65%・米ぬかを35%くらいの割合で混ぜます
米ぬかを混ぜる事で分解を早めることができます
温かい時期は3か月・寒い時期は5か月は待ちましょう

作業はとても簡単です!

  1. 枯れた雑草や落ち葉を準備する
  2. 米ぬかボカシをかけて雑草を何層か重ねる
  3. 水をかけてマルチをして3か月待つ

④生ごみ漬物を作る時に使う

生ごみ漬物は、土作りに利用したり、追肥として利用することができます

我が家は、猫を飼っているため生ごみをあさられるリスクがあるため、
冷蔵庫でゆっくりと発酵させています
生ごみコンポストがある方は、屋外がベランダでも作ることができます

▽は出来上がった生ごみ漬物と活用先の写真です

生ごみ漬け物は余裕がある時に、作っておきます
それだけでも、ごみ削減を実感できますし、環境にも優しい行動に気分が上がります

作り方は簡単!4ステップ

  1. 生ごみを2㎝くらいに切って水を切っておきます
  2. 米ぬかボカシと塩を少々混ぜます
  3. タッパーに内蓋をして空気を抜いて嫌気発酵をします
  4. 冷蔵庫なら1か月。温かい時期なら10日ほどで完成します

実際に作った工程はこちらからどうぞ▷生ごみ漬物の作り方

まとめ

今回は、米ぬかの活用法についてまとめました!

米ぬかはコイン精米機で無料で入手できたり、お米屋さんで安価に手に入れる事ができます
微生物液と混ぜて発酵させることで【米ぬかボカシ】と作ることができます

ボカシは発酵させているため、生ごみ・雑草・元肥・追肥として活用しやすくなります!
生のままの米ぬかも利用できますが、分解する時にガスが発生するなどリスクがあります
失敗しにくいように、作業を加える事で有機栽培を楽しめます
なので、米ぬかボカシを作ることをおすすめします!

nami.farm

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