〔菌ちゃん農法〕の生ごみ漬物を利用して、栽培が終わった土を再生しました!
その土を使って、秋冬野菜〔小カブ・小松菜・春菊〕の種まきをして成長を見守っています。
塩を効かせた生ごみ漬物を使って、成長に影響はない?
収穫した野菜の味はどう?
自作の有機肥料って効果があるのか心配だよね~
この栽培法で収穫できたら、環境に優しいし肥料代がかからないよね!
今回の内容は【3~4週間の成長記録・生ごみ漬物でほんとに育つ??】です。
- 塩を効かせて作った生ごみ漬物で生育に影響がでないのか??
- 市販の肥料を使わず、自作有機肥料(生ごみ漬物)を追肥にした効果は??
3~4週間の経過観察の結論は▼▼▼
前回の様子はこちら
自己紹介はこちら
菌ちゃん生ごみ漬物について
菌ちゃん先生こと吉田俊道先生は、生ごみ漬物を利用した有機栽培と
糸状菌を生かした無肥料栽培を実践して全国に広げてみえます。
今回、私が紹介しているのは【生ごみ漬物の有機栽培】です。
畑・プランターで実践することができますし、特別な技術や道具も必要ありません。
毎日、でてくる生ごみを塩と米ぬかボカシで漬物にして腐らない状態にしてから土に混ぜていきます。
生ごみ漬物の作り方はこちら
生ごみ漬物の土作りはこちら
興味のある方は、ぜひ参考にしていただき挑戦してみてください。
種まき~3週間までの成長まとめ
生ごみ漬物の有機栽培は通常の方法と同じです。
種まきから発芽までは、3日ほどで塩害の影響はありませんでした。
最初は本葉が出てきた頃に間引きをします。収穫までに合計3回ほどしますが根が傷まないように気を付けましょう。
生育の遅いものや、葉が奇形しているものを選んで間引きをしていきます。
追肥は、【生ごみ漬物】を使用します。
自作の有機肥料なので、効果が出るのが遅いですが持続性があるので早めに少量ずつ。
様子を見ながら、追肥を収穫までに2回していきます。
種まきから半月ほどすると、かなり大きくなってきました。
肥料切れの様子もなく、追肥の効果があったこと。そして最初の土作りもうまくいったようです。
虫食いが少し見られるようになりました。
葉の裏を見てみると、幼虫がいたので進行させないために取り除きました。
傷口が増えると、修復するために消耗してしまうので、早めの対処が必要です。
ここまでが種まきをしてから3週間までの成長記録です。
生ごみ漬物を使った土でも順調に育ってきました。
ここから先は、収穫できるまで成長できるのか不安。
虫食いもあるし、ちゃんと成長するのかな~
3~4週間の成長【2回目追肥・間引き・収穫!】
3~4週間の成長記録を紹介します。
塩害の影響・自作肥料の効果について観察しましたので、参考にしていただけたら嬉しいです。
虫食いが出てきて、まめにチェックが必要になりました。
農薬は使わないので、早めの対処が大事です。
葉の裏に隠れているので、見つけたら取り除きます!
【2回目の追肥と間引き】10/21 種まきから24日後
生ごみ漬物を追肥に使うのは2回目です。前回から2週間ほど期間をあけて、追肥をしました。
自作肥料なので、本当に効果があるのか?悪い影響が出てこないのかを心配しています。
少量ずつ追肥をして様子をみることにしました。
土の表面に生ごみ漬物が出ていると、虫がくるので土を被せる事を忘れずにしましょう!
本葉が4枚くらい出てきて、成長の勢いがついてきました。
混みあっている部分は、病気の元になるので少し間引きをしてすっきりさせます。
【虫さん発見!ずらし栽培メリットあり!】10/23 種まきから26日後
アブラナ科の小松菜と小カブに虫食いの跡があります。
2~3日に一度は、葉の裏も見てチェックをします。
葉にたくさんの糞があったので、近くを探してみると小さな幼虫がいました!
農薬は使いませんので、虫を取り除いて様子を見ていきます。
下の写真のプランターは、種まきから20日です。
6日の違いでここまで大きさが違って面白いですね。
収穫時期がずれていると、長く楽しめます!植える場所があるのなら、時間差植え付けおすすめします。
生ごみ漬物の追肥ってどうなの?
答え)塩害の影響はないし、葉の色も緑色のままで肥料切れの症状がないので効果あり!!です。
【小松菜収穫】10.25 種まきから28日後
小松菜が大きくなったので収穫をしました。生ごみ菌ちゃん農法でも、収穫時期は遅れることなくできました。
小松菜は虫食いがありますが、こまめにチェックをして取り除いたので致命的にはなりませんでした。
あまりに食べられてしまうと、修復するのにパワーを使ってしまいます。
虫食い野菜=美味しい野菜というのが菌ちゃん農法を学ぶ前の認識でした。
実際は、無農薬でも虫食いが進まない野菜=強くて栄養価の高い美味しい野菜なんです。
という事は、食べられている小松菜は、害のない小松菜より弱い部分があったのでは?と想像ができます。
有機栽培は、虫とうまく付き合っていく必要がありそうです。
ここまでが、4週間の成長記録です。
まだ、小カブの収穫ができていないので、引き続き見守っていきたいと思います。
収穫した小松菜の味は?
菌ちゃん生ごみ有機栽培の小松菜は、みずみずしくて柔らかいです。
生で食べてみると、エグミもなく小松菜の味がしました!
汁物に入れたら『この野菜、美味しい!!』と子供が反応しました。
『これ、家の前で採れた野菜だよ!』と私は自慢げにアピールをしました…( ´∀` )
ただ、同時期に無肥料栽培の小松菜と比べてみると…無肥料栽培の方が味が濃くて好みでした。
個人差があるとは思いますが、色も味も質感も無肥料栽培の小松菜の方が勝っています。
無肥料栽培も有機栽培もメリットがあるので、両方の農法を実践し続けます!
違いを感じながら、栽培~収穫を楽しんでいきます。
無肥料栽培の小松菜収穫!はこちら
まとめ
菌ちゃん農法の生ごみを使った有機栽培を実践して、4週までどう成長をしていくのかを紹介しました。
栽培しているのは、小カブと小松菜、春菊の3種類です。
お手入れは、通常の栽培方法とほぼ同じです。
違うのは、追肥に使うのが自作肥料の生ごみ漬物ということです。
効果が緩やかに出て持続性があることが期待できるので、少量を早めに追肥しました。
途中、虫がきて食害があったので、葉の裏を観察して取り除きました。
お手入れをしていき、4週間経過する頃に小松菜が収穫できました!
種まきの時期が6日ほど、ずれているおかげで収穫時期が長く楽しめます。
栽培スペースがあるなら、すらして栽培開始するのがおすすめです。
最後に紹介した、無肥料栽培と有機栽培の違いについては実際に育ててみて感じる事があります。
まだ、栽培途中なので収穫が進んできたらまとめていきます!
引き続き、2つの菌ちゃん農法を楽しんで実践していきますのでよろしくお願いします。
ご覧いただきありがとうございました!
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