菌ちゃん農法の生ごみ漬物を作って、家庭菜園を楽しんでいるnami.farmです
生ごみ漬物とは、塩と米ぬかボカシで乳酸発酵させた生ごみの事をいいます
秋冬野菜の植え付けに向けて、暑い時期に生ごみ漬物で土作りをしていたら・・・
大量のうじ虫が発生してしまいました(泣)
発生原因を取り除き、再チャレンジ中
- 乾燥気味の土を使う
- 生ごみ漬物は数回にわけて入れ、時々混ぜる
- 露対策のため土の上に新聞紙をのせる
- 防虫と通気性のある不織布で覆う
- 波板をのせて、空気を通して雨予防をする
再チャレンジした様子と、暑い時期に成功させるためのポイントを紹介します!そして・・・
- 生ごみ漬物を使った栽培に不安がある方
- 実際に失敗をしてしまった方
- 夏場のコンポストでお困りの方
環境に優しい家庭菜園を楽しみたい方の、困った事・不安な事の解決に繋がれば嬉しいです♬
自己紹介はこちらから▽
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暑い時期の生ごみ土作り・堆肥化
暑い時期は、発酵温度が上がりやすく、微生物が活動しやすいです
でも、管理を誤ると発酵から腐敗へと傾いていきます
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春先には成功した方法でも、暑い時期はうまくいきませんでした。
反省を生かし、再挑戦中の私が、どこに気を付けたか紹介します~
生ごみ漬物についてはこちらをご覧ください
![](https://zerokarashizennou.com/wp-content/uploads/2023/08/S__7839765.jpg)
気を付ける5つのポイント
先にポイントを紹介します!
- 乾燥気味の土を使う
- 生ごみ漬物は数回にわけて土に入れ、時々混ぜる
- 露対策・乾燥防止のために新聞紙を土にのせる
- 防虫と通気性のある不織布でプランターを覆う
- 波板をのせて、空気を通しながら雨予防をする
春先と違い、特に注意するべきなのは、湿度と虫対策です
発酵熱と外気温により、多湿になりやすい。でも、通気させると虫がやってきたり、乾燥しすぎてうまくいかなくなります
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工程を一つずつ紹介していきます
うまく発酵させる5つの作業工程
暑い時期の生ごみ漬物の土作りですので、寒い時期には適さないです
では、順番に紹介していきます~
①乾燥気味の土を使う
栽培が終わって、窒素の抜けた土を利用します!
細かい根は、あえて残すことで分解し肥料成分となります
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ここで大事なのが、乾燥気味の土を使う事です
多湿になると微生物にとって活動しずらく、腐敗しやすくなります
乾燥しすぎも良くないので、触るとほんのり湿り気を感じるくらいの土を使いましょう!
②生ごみ漬物は分散して混ぜる
生ごみ漬物は、水を切って作っていますが、乳酸発酵させていくと生ごみから水分が出てきます
一度にたくさんの量を入れると、土の水分量が多くなり腐敗しやすくなります
何回かに分けて、分解の様子を見ながら追加していくといいです
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土は空気を含ませるために、3日に一度は混ぜるといいです
その時に、分解が進んでいるようなら生ごみ漬物を追加すると失敗しにくくなります
土に対して2~3割程度、投入できれば有機肥料としての効果が期待できます
最終的にそうなるように、じっくりと土作りをしましょう!
③新聞紙を土にのせる
夏場は、外気温が高いのに加え、有用微生物の活動による発酵熱で露が発生します
プランターをマルチで覆ってしまうと、地表がベタベタになります
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△の写真のように、新聞を土の上に乗せることで露を吸収し、乾燥も防げます
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多湿でも乾燥しすぎでも、有用微生物にとっては活動しにくくなるんです
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高温多湿で40℃以上になると、有用微生物は活動できなくなるもんね!
ほどよい環境を作ることで、発酵が進むんだね~
④不織布でプランターを覆う
不織布を100円ショップのセリアで購入しました!大型のプランターを余裕をもってカバーできます
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虫の侵入を防ぐことで、卵が産みつけられるのを防止できます
通気性を確保しながら、乾燥・虫対策ができます
すっぽりと覆って風でとばされないようにしましょう!
⑤波板をのせる
ホームセンターで販売されている波板を準備しました!
不織布で覆ったプランターの上に乗せます
雨を防ぎながら、通気性が確保できます
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できたら、白色など光を通さないもののほうがいいです
私は、日陰に置くので、クリアブルーの物を使っています
塩ビ波板は、3尺(91㎝×65.5㎝)で税込み710円でした~
プランターサイズに合わせて、準備をしましょう!
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これで準備は完了です!
3日に一度は土に空気を含ませるために混ぜよう~
完成までは2~4週
暑い時期は分解・発酵されるのに、2~4週間かかります
嫌なにおいがせず、土の匂いになっていれば成功です!
▽実際に3週間たった土の様子です
![](https://zerokarashizennou.com/wp-content/uploads/2023/10/S__8355866.jpg)
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完成した様子は??
- ふかふかな土になりました
- 土のにおいがしています
- 生ごみの固形物はほぼ見当たりません
あと、うじ虫がいないかも確認しましょう♬
うじ虫は腐敗したものを分解するのが役割。大量発生した土はしばらく使えません
近所迷惑にならないように、しっかりを蓋をして1か月以上は待ちましょう!
私はプランター2つが、うじ虫の大量発生のためしっかりと蓋をして放置しています…
時間がたった後は、きっといい土ができあがっているのでは!!と期待しましょう(^^♪
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うじ虫が発生すると気分が良いものではないので、
ポイントをおさえて腐敗しないように作業をしましょう!!
うじ虫大発生の土!その後は??
2023年11月追記
うじ虫が大量発生してしまった菌ちゃん生ごみの土。
マルチをしっかりして、2か月放置しておきました…
おそるおそる、マルチをあけてみると・・・?
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大量のハエが出てきたら、どうしよう…と身震いしながら開封(*_*;
結果は??
写真の通り、良い土になった!ハエもうじ虫もいない!腐敗臭もしない!!
いい状態の土へと変わっていました(^^♪
もしも生ごみ漬物の土作りで大量に虫が発生したとしても、
場所があるのならしばらく放置をしたら、腐敗した部分を虫たちが時間をかけて分解してくれます!
でも、余分に時間がかかってしまうので、そうならないようにポイントを守って土作りをしましょう!!
まとめ
今回は、生ごみ漬物の土作りで〔失敗からの再挑戦!土作りのポイント〕についてまとめました!
うじ虫が大量発生してしまったのには原因があります
原因を取り除けば、うまく発酵して完熟した土ができあがります!
うじ虫は腐敗したものを分解して、循環してくれるから悪者ではない!
でも、大量にいると気分が良いものではありませんね・・・
暑い時期の生ごみ漬物土作りのポイントは
- 乾燥気味の土を使う
- 生ごみ漬物は数回にわけて入れ、時々混ぜる
- 露対策のため土の上に新聞紙をのせる
- 防虫と通気性のある不織布で覆う
- 波板をのせて、空気を通して雨予防をする
管理をすることで、うじ虫の発生を防止できます!
毎日でる生ごみを利用して、有機肥料を自作して家庭菜園を楽しみましょう~
ご覧いただきありがとうございました!!
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