菌ちゃん農法の生ごみ再生土【有機秋冬野菜③】種まきから2~3週間

〔菌ちゃん農法〕の生ごみ漬物を利用して、栽培が終わった土を再生しました!
その土を使って、秋冬野菜〔小カブ・小松菜・春菊〕の種まきをして成長を見守っています。

kinchan

塩を効かせた生ごみ漬物で成長に影響はないか心配だよね。
追肥にも使ってみたけど、効果はあるのかな?

今回の内容は、2~3週間の成長記録と心配事の結果について

  • 塩を効かせて作った生ごみ漬物で生育に影響がでないのか??
  • 市販の肥料を使わず、自作有機肥料(生ごみ漬物)を追肥にした効果は??

種まき~2週間の間、心配していたことを観察してきました。
2~3週間の経過観察の結論を言いますと▼▼▼
塩害の影響は無し
自作有機肥料の効果はじんわりとありそう!です。


前回の様子はこちらから▽▽▽

自己紹介はこちらから

目次

土作り~種まき後2週間を振り返る

土作りは最低でも1か月半以上かかる

生ごみ漬物を利用した土作りは、少しの手間でできますが時間かかかります。
最低でも1か月半以上の準備期間が必要です。

まずは、生ごみ漬物を作りましょう~!

生ごみ漬物を作るのには、細かく切った生ごみに塩と米ぬかボカシを混ぜて嫌気性発酵させます。
寒くなると発酵するのに1か月かかります。

かかるコストは、ボカシ代のみ!低コストです


私は、タッパーに内蓋をして室温で保管しています。
しっかりと蓋ができるタッパーがあれば臭いもしないし、高価な生ごみ処理機がなくてもできます。
米ぬかボカシは、簡単に低コストで作ることができます。

米ぬかボカシの作り方はこちら

生ごみ漬物の作り方はこちら

生ごみ漬物が準備できたら、いよいよ土に混ぜていきます!

〔生ごみ漬物は、土に対して3分の1の量〕
雨対策・湿度に注意!!暑い時期は露対策・寒い時期は保温をして、たまに混ぜること3週間~1か月で完成!

失敗経験者がポイントを紹介

家庭菜園を始めて7か月の私でもできるので、どなたでもできるはずです。
参考にしていただけたら嬉しいです!

種まき~2週間の成長は順調!

種まきをしてのは、小カブ・小松菜・春菊の3種類です。
心配していた【塩害】の影響は、初期成育では感じませんでした


土に対して3割の生ごみ漬物を入れて、土作りをしました。
夏のオクラ栽培でも同じ方法でチャレンジしましたが、追肥に【生ごみ漬物】を使用しましたが途中から肥料切れの兆候がありました。

〔夏のオクラ〕菌ちゃん生ごみ野菜

その他、蕾が落ちたり肥料不足の兆候あり
追肥を繰り返し、通常の8割程度の収穫量でした


こまめに追肥をして、通常の8割程度の収穫ができたので良かったのですが…秋冬野菜で肥料切れにならぬよう少量の追肥をしました。
それ以外には、通常の栽培方法と同じように間引きをしてきたのが2週間までの様子です。

2~3週間の成長記録

追肥をしたのが種まきから11日後のことです。
自作の有機肥料は、生ごみと米ぬかボカシが原料になっています。
市販の肥料のように、速効性はありませんが効果がゆっくりと長く効くのがメリットとなっています。

2週までに続き、塩害の影響と追肥の効果はどうなのか?に注目をして、成長記録を紹介していきます。

【生ごみ漬物追肥から5日】10/13 種まきから16日後

生ごみ漬物を追肥にしたのが、5日前のことです。その様子がこちらです▽

通常の追肥よりも、早めにやったのには理由があります。
生ごみ漬物は、自作の有機肥料のため効果が緩やかに出るためです。
実際に、夏にオクラ栽培をしていて、追肥の効果がじんわりと緩やかでした。
少量、追肥にして土に混ぜておきましたが5日するとかなり分解されていました。

生ごみ漬物を追肥にしました
元気に育っています
バラまきしています

生ごみ漬物には、塩を使っているため塩害がないかが心配です。
5日経過した様子を見てみると、追肥に生ごみ漬物を使っても元気に育っているので塩害の影響はなさそうです。

まき直しをしたプランターの芽は、双葉から本葉がどんどんと出てきています。

【立派な葉に!!】10/15 種まきから18日後

2つのプランターは成長スピードに6日の時差があります。
結果、収穫時期がずれるので長く楽しめるので良かったな~と感じています。

まき直しから12日

6日の差でこんなにも違うとは、、、!
まき直しをしたプランターは発芽率が悪かったので、何か土に原因もあるのかもと考えました。

2つのプランターを、種まきから6日後の様子を並べて比べてみると・・・
結論は!ほぼ同じ!!写真をご覧ください▽▽▽

プランター1(9/27種まき)
プランター2(10/3種まき)

むしろ10月に種まきしたほうが、成長スピードが速く見えます。
発芽率が悪かったのは、土のせいではなかったようです。
おそらく、土の被せ方などの原因があったのかもしれません。

【間引き・土寄せ】10/17 種まきから20日後

成長とともに葉が大きくなり、本葉が4~5枚になってきました。
混みあってきたので株間が3㎝ほど空くように間引きました。
間引いた苗は、サラダミックスにして贅沢な一品になりました♬

間引きの注意点

  • 残す根が傷まないように、ハサミで切る。
  • 引き抜く場合は、注意をしてそーっと抜きます

しっかりと伸びて成長していけるように、土寄せをしておきました!!
順調にいけば、あと20日ほどで小カブは収穫できる予定です。
追肥の効果がじんわりと出ているかな~?追肥の生ごみ漬物に含まれる塩の影響はなく順調です。

もう一つのプランターは、種をまき直してから14日。
こちらは、本葉が2~3枚になってきたので同じく間引きをしました!

【アブラナ科に虫食い】10/19 種まきから22日後

アブラナ科の小松菜と小カブの葉が、幼虫に食べられています。
葉の裏を見てみると、小さな幼虫がいたので取り除きました!
キク科の春菊には、虫がついていないので混植の効果が出ると嬉しいな~と見守っています。

三日前よりぐんと大きな葉に!
間引きをしたら、葉が広がってきました!
旬ではないのに元気な空心菜

空心菜は、栽培が終わった土に混ざっていた残渣から芽が伸びてきました。
旬ではないのに、元気に育っていて力強いな~と感心しています(^^♪

種まきから3週間。小さな種から立派に育ってくれています!
心配していた塩害の影響はありません。
追肥については、ぐんと葉が大きくなってきている様子から生ごみ漬物を追肥に使用した効果はじんわりと出ているのでは!と思います。

小カブの収穫までは、あと2週間を目安にしています。
小松菜は数日のうちに収穫できそうです。
葉が大きくなり、混みあっているので必要な間引きをしながら大きく成長してくれるようにお手入れをしていきます!!

まとめ

\\心配していたことはどうだった??//

塩を効かせて作った生ごみ漬物で生育に影響がでないのか??

生ごみ漬物には、自然海塩を使用しています。
塩害の影響はなく、3週間まで順調に育っています。

市販の肥料を使わず、自作肥料(生ごみ漬物)を追肥にした効果は??

生ごみ漬物を追肥に使用して5日もすると、分解させていました。
自作の有機肥料なので、効果は緩やかに出て長く効いてくれること期待しています。
追肥をしてからは、肥料切れの症状もないですし、窒素過多の症状もありません。
このまま収穫まで成長してくれるよう、引き続き見守っていきます!

nami.farm

生ごみ漬物を元肥と追肥に使っていて、心配していたけど
すくすくと育ってくれています!!

kinchan

間引き野菜をサラダにしていただいたり、
すでに恩恵があるよね~!
今度は、収穫できるように菌ちゃんと頑張ろう!

ご覧いただきありがとうございました!!

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