\こんにちは!菜園初心者(@nami.farm/ )です
菌ちゃん農法の魅力に気づき
生ごみを利用した土作りと夏野菜栽培にチャレンジしています
環境に優しく、安全な栽培方法って魅力的ですよね
その一つに【生ごみを利用した土作り】があります
生ごみってなんだか扱いが不安ですよね…
しかも、せっかく種や苗、場所を確保してやるのに
失敗したくないですよね
家庭菜園初心者の私が、実際にやってみて
分かったことや、コツを掴んだこと
気をつけなきゃ!!と気づいたことがあります
再生した土でトマトとオクラを栽培していますが、順調に生育していますよ~
今回の内容は
- 生ごみ漬物の菌ちゃん土作り、
実際やってみたらどうなのか - 生ごみ漬物の有効活用について
参考にしていただけたら嬉しいです
まずは、2種類の【菌ちゃん土づくり】についてざっくりと説明
菌ちゃん土づくりの方法は2つ!
どんな違いがあるかというと…
生ごみリサイクルで土づくり
- 乳酸菌・酵母菌など目に見えない細菌たちに働いてもらう
- 菌ちゃんの食べ物は【生ごみ】
- 一般的な有機栽培
- 生ごみを混ぜたら1月ほど待つ必要がある
- 栽培が終わるたびに、生ごみを入れて耕す必要がある
- 焼却廃棄されるはずだったものを有効活用して循環できる
自然物を使った土づくり
- 糸のように目に見える糸状菌たち(他の細菌も糸状菌とともに)働いてもらう
- 菌ちゃんの食べ物は【木・枝・落ち葉・竹・もみ殻・雑草】
- 糸状菌と窒素固定細菌の働きで、肥料分を空中から取り込み無肥料栽培をする
- 糸状菌は水浸しでは活動不可。高い畝と排水をしっかりと確認する必要がある
- 畝を立てて菌ちゃんのエサを仕込んでから3か月待つ必要がある
- 一度菌ちゃんのエサを仕込んだら、1年~数年は耕す必要がなく、そのまま耕さず植える事ができる
【生ごみを漬物でリサイクルできる土づくり】について徹底解説していきます
〔生ごみ〕の再生土で野菜ができる??
安心してください!実践済みなので
『できます』と自信を持って言えます
ただ、生ごみは腐敗しやすいもの…
だからポイントをおさえることが大事になります
腐敗することなく発酵させれば、
土の中に生ごみ漬物を混ぜた時に
たくさんの二酸化炭素が発生して膨らみ
土がふかふかに変わります!
新鮮な生ごみを使う場合
【工夫】が必要!
新鮮な生ごみを土に入れる場合
【腐敗させないための工夫】が必要になります
腐敗させないために…
- 分解しやすいように細かく切るか踏みつぶすこと
- 土に混ぜたら、やや湿った状態を保てるようにすること
- 土をこまめに混ぜなくてはいけない
- 土に腐敗臭がしていないかチェックをすること
- 水浸しにならないよう土を山にしてシートを被せなくてはいけない
- プランターでやる場合は、混ぜるたびにひっくり返さなくてはいけない
生の生ごみは扱いに気を使いますよね
正直、庭でやる場合に臭いがしたら近所迷惑ですし…
育児と仕事をしながらの家庭菜園は、手をかけるのにも限度があります
新鮮なうちに土に混ぜたり、こまめに耕す必要があるんです
なので!!
私は、別の方法
『生ごみを漬物にしてからの土作り』を選択しました~
『生ごみを漬物にする方法』は十分に発酵させてから土に混ぜていきます
実際に作ってみたからこそ
分かったことやコツを紹介していきますね~
【実践】漬物にした生ごみで土づくり
作り方は簡単!大事な3つのポイント
- 生ごみが新鮮なうちに米ぬかボカシと混ぜて密閉容器に移すことが大事
- 素早く追加投入をして雑菌が入らないようにすることが大事
- 漬物をつけるような感覚で塩(3%)を効かせることが大事
食べられるくらいのいい漬物を作るために
【鮮度】と【品質のいいボカシ】が大事です
生ごみ漬物は温度変化の少ない場所で保管しましょう!
私は冷蔵後で保管していました…
(室内で保管する勇気がありませんでした)
早ければ10日でできるという動画を参考にして、土に混ぜていきましたが、
急いでいなければ1か月は熟成させるといいですよ!
植え付けまでは2か月!計画的に開始
生ごみ漬物を作るのに1か月かかり、
土に混ぜてから1か月はそのままにしておきます
または、数か月そのままにしておいても大丈夫です!
最低でも2か月はかかるので、植え付けたい時期よりも前に計画的に準備をしましょう!
私は、夏野菜(トマト・おくら)を植え付けるために3月から生ごみ漬物を作り始めて、
4月に土に混ぜて途中数回かき混ぜて4月末から5月に植え付けをして栽培しています
実際に、生ごみ漬物を作る工程はこちらからどうぞ▽
土の3分の1量を混ぜたら、ノータッチ!!
生ごみ漬物は、腐敗しにくい状態にしてから土に入れる方法です
土は、やや乾き気味の具合の時に合わせて混ぜ合わせていきましょう!
私は、プランターで実践しましたが湿り気の多い土に混ぜたものは
うじ虫がわいてしまいました。
乾き気味の土に混ぜる事がポイントですよ~
土に混ぜる生ごみ漬物の量は、土の量の3分の1くらいを目安にします
腐敗する可能性がないから
途中、混ぜる必要はありません!
土の深いところまで混ぜることができるため、より深い部分までふかふかになりますよ~
雨に濡れないように黒マルチをかけて1か月、発酵してくれるのを待ちましょう!
【漬物の出来に自信がない】
なら途中で触れるべし
生ごみ漬物が、十分にいい状態になっているのか不安・自信がない場合は
途中で数回混ぜて様子をみてもいいです
私は週に一回、マルチを外して様子をみていましたよ~
分解していくのが目に見えて嬉しかったです!
【有効活用】追肥にもなる優れもの
生ごみ漬物は腐ることがないので、そのまま追肥にもできますよ~
私も実践ずみです!その方法は簡単▽▽
株元から離れた土の上に
生ごみ漬物を置き、隠れる程度の土を被せる
生ごみ漬物の成分は、生ごみの種類にもよると思いますが…
調べてみたら肥料成分が入っており効果が期待できます
- 成分分析の結果、一般的な堆肥よりも肥料成分(窒素・リン酸・加里)が高く、亜鉛や銅の含有量は推奨基準よりも大幅に低い結果となりました。また、8ヵ月連続で調査を行いましたが、各月の堆肥の成分含有量の変化は小さく、品質は安定していました。
- 残留農薬について、多成分一斉分析が可能であった329項目の分析を行いましたが、すべての項目で検出されませんでした(定量限界値未満)。
- 肥効試験(ポット試験)について、植物への害は認められず、また、高い肥料効果が確認されました。
(以上の3試験は、環境省の「廃棄物系バイオマス利活用推進事業」により実施されました)
札幌市HP【生ごみ堆肥の特性についてより】
実際に追肥にしてみた!効果実感!
オクラの元気がなくなってきたので、1か月冷蔵後で保管しておいた
『生ごみ漬物』を大さじ2~3くらい株元から離れたところに追肥として投入してみました!
一度、元気のなくなったオクラが持ち直した様子です!
効果が出るのはすぐには実感できないけれど、じわじわと効いているなと感じます
肥料成分がしっかりとあるので、大量に入れるのはおすすめしません!
2週間ほどかけてじっくりと分解して効果が出るようですので、少量から試してみましょう~
メリット・デメリットを知ることで、うまく活用できますので
気になる方は参考にしていただけると嬉しいです
まとめ
実際に生ごみ漬物を作って、トマトとおくらを栽培しています!
生ごみ漬物を作る時、気をつける事をおさえていけば失敗はしません
- 新鮮なうちにボカシを混ぜること
- 密閉して空気に触れさせないこと
- 塩を効かせて、食べられそうなくらいの漬物を作ること
簡単なポイントだけなのでぜひ試してみてくださいね~
実際に、発酵させた土で夏野菜を栽培して2か月がたとうとしていますが、
嬉しいことにトマトは色づいてきてもうすぐ収穫できそうです!
2年も放置したカラカラの土を、生ごみで再生できて嬉しいな~と眺めています♬
肥料を買ったことがないのですが、よく発酵させた生ごみ漬物は追肥として使うこともできますし
良い事だらけだな~満足しています!
気になる方はぜひ試してみてくださいね!
参考にしていただけたら嬉しいです
ご連絡ありがとうございました
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