家庭菜園を始めてから8か月がたちました!取り入れているのは菌ちゃん農法です。
2つある農法のうち、生ごみを使った方法で土作りをして、栽培を始めた夏。そして秋冬野菜を栽培しています。
\今回の内容は/
- 生ごみ漬物で土作りをして、本当に育つの?
- 生ごみ漬物を追肥に使うと、効果があるの?
生ごみだけで野菜が育つ??そう思っていましたが、実際にやってみたら十分に野菜が育ちました!
実践してみた土作り・追肥の効果についての紹介していきます(^^♪
土作りの方法についても紹介していますが、効果だけが知りたい方は、目次から気になる部分へどうぞ(^^♪
自己紹介はこちらから
土作り【生ごみ漬物を活用しよう】
菜園を始めてから、生ごみ漬物の土作りに挑戦したプランターの数は8個。
6個は、約1か月で順調に完熟。栽培に使える土ができあがりました!!
2個分は、過去に失敗をしました。捨てずに、2か月ほど余分に土作りに時間がかかってしまい反省しました…
土作りに必要な物、どういう手順で作業をしたのか
失敗しないためのコツを紹介します
私の失敗談…
準備するもの
揃える物は3つ
- 生ごみ漬物(土の約3割程度)
- 栽培の終わった培養土(肥料分のない培養土でも可)
- マルチ
【POINT】
使用する土は、栽培の終わった後の畑の土、または古い培養土。
山の脇道で採取した、完熟した腐葉土をしようしましょう!
窒素肥料成分の含まれた土は、使用しないように(^^♪
生ごみ漬物って??という方は、こちらを参考にしてください
プランターでやる場合
- 大きめのプランター
- 底に敷く軽石または、もみ殻
- 露防止の新聞紙、または落葉
【POINT】
プランターは排水がよくなるように、底に穴がしっかりと空いているものにしましょう!
底石、またはもみ殻は5㎝ほど入れる事のできる量を準備しましょう!
土作りの手順
手順はとても簡単です!!
栽培の終わった土に、生ごみ漬物を混ぜていきます。
腐敗しないか心配な場合は、一度に投入せず少量を混ぜ、分解されたらまた追加。と様子を見るといいです。
私は、真夏に一気に3割投入して、大量のうじ虫が湧いてしまった経験があります( ;∀;)
土に混ぜたら、露防止のために土の表面に新聞紙や落ち葉をのせておくといいです。
乾燥・虫予防で、マルチを被せて1か月は置いておきましょう!
心配な場合は、週に一度混ぜて空気を含ませると安心です。
空気にふれる事で、好機発酵となり腐敗しづらくなり、発酵していきます。
菌ちゃん先生は、『生ごみ漬物は腐敗しないので混ぜる必要はない』と言っています(^^♪
慣れるまでは心配ですし…そういった方は、混ぜて様子をみてもいいので自分にあった方法で取り組みましょう!
以上、土作りの手順を簡単に説明しましたが、もっと詳しく解説をしています▽
参考にして挑戦してみてください▽▽
【元肥の効果あり!!】完成した土はふかふか
上手く土作りができると、ふかふかになり、嫌な臭いがしません!!
生ごみに米ぬかを混ぜた、生ごみ漬物は窒素肥料成分がしっかりとあるため元肥の効果が期待できます。
手作りの肥料のため、使う生ごみによって変わってくる成分が不安定?!という心配がありますよね。
しかし、家庭菜園で楽しむ分には、それも経験として楽しんで自信をつけていけたらいいです^^♪
生ごみ漬物を混ぜた土は、なぜふかふかになるかというと…??
生ごみ漬物の乳酸菌・酵母菌などの活動により土が良くなることがお分かりいただけたでしょうか??
とはいえ、自作肥料って成分がはっきり分からないし、不安ですよね。
私なりに、自作肥料の効果がどうなのかを調べました。
結論は、自作肥料でも肥料成分を含んでいるので効果がある!足りない部分は化成肥料に頼るのもあり。
化成肥料だけでは、有用微生物は土の中にいられないので、うまく付き合っていくのがいいと思いました。
気になる方はこちらからどうぞ▽▽
今のところ、化成肥料は一切使っていませんが、必要な時は使って栽培を楽しめたらと思います。
【生ごみで野菜が育った!】
実際に、生ごみリサイクルで土作りをして、夏にはトマトとオクラ。
秋冬には小カブと春菊、小松菜を栽培して収穫することができました!
【収穫量はどう??】栽培してきた野菜を紹介
【夏野菜】トマト・オクラを生ごみ漬物で作った土を使って栽培しました!
【収穫量】化成肥料を使った場合に比べて、8割程度は十分に収穫できました(^^♪
【秋冬野菜】小松菜・小カブ・春菊
【収穫量】化成肥料を使った場合に比べて、大差なく収穫できました(^^♪
【正直に答えます】味・見た目・虫食い
【味・見た目】とても元気な色をしていて、葉物野菜は柔らかくエグミが少ないため子供ウケが良かったです!
トマトもオクラも、とても美味しくできました(^^♪
【虫食い】防虫対策を何もやっていなかったら来ます!!
私は、菌ちゃん農法以外に化成肥料を使った菜園すらやった経験がないので比べられませんが、
生ごみ菌ちゃん野菜には虫はそれなりにやってきました( ;∀;)
夏には、オクラにアブラムシが。秋冬には、アブラナ科の小松菜と小カブに幼虫がいました。
見つけると取り除いていましたが、次から次へとやってきます。
不織布をかける、こまめにチェックして取り除くなど対策をとることをおすすめします(^^♪
【追肥の効果あり】実際に収穫できます
いくらふかふかの土が出来上がっても、成長が進むと肥料不足の兆候がでてきます。
夏野菜は特に、追肥が必要となってきます。
生ごみ漬物のような、自作の有機肥料は効果が出てくるのが緩やかだと言われています。
しかし、持続性があるので少し早めに少量ずつ使用する!という方法で取り組みました。
オクラに追肥
オクラの肥料不足の兆候は?
- 蕾がおちる
- 葉の切れ込みが深くなる
- 葉の色が薄く黄色がかってくる
苗を植えて1か月すると兆候がいくつかみられました。
追肥の方法
土を少し掘って、根から離れた場所に少量の生ごみ漬物を入れ、土を被せてます。
4日で分解が進み、14日するとほぼ見当たらなくなりました。
ご覧いただいたように、オクラは無事に成長を進めて収穫することができました!
化成肥料を使った場合よりは、収量が8割程度に終わりましたが、生ごみだけで栽培できて大満足です(^^♪
小松菜に追肥
秋冬野菜の小松菜。同じプランターには、春菊と小カブを混植しました。
通常の栽培でも、2回ほど追肥が必要とされています。
そのタイミングより、気持ち早めに追肥を少量して様子を見ました。
種まきから約40日ほどで収穫することができました!
生ごみ漬物を追肥に使ったからといって、収穫までの期間が長くなることもなく、成長スピードに影響がないことが分かりました。
【土と混ぜて堆肥化】直接が心配な場合
塩を効かせた生ごみ漬けものを追肥に使うのは、やっぱり心配…という方は
土と生ごみ漬物を1対1で堆肥化させたものを使うのもいいかもしれません。
温かい時期であれば、14日でほぼ分解されます。
肥料成分が濃い土を追肥として利用するという方法もやってみましたが無事に収穫できました。
以上が、8か月の間にチャレンジしてきた生ごみ漬物の土作り・追肥の様子です。
自分のやりたい方法を選んで、ぜひ挑戦してみてください(^^♪
まとめ
今回は、生ごみを使った有機栽培。肥料の効果があるの??という内容でした。
使うのは、生ごみ漬物といって腐りずらい状態にした『生ごみ』です。
元肥としての効果があるのかどうか??と不安ですね。
作り方は簡単!肥料分のない、栽培の終わった後の土を利用して生ごみ漬物を混ぜて1か月置きます。
出来上がった土は、ふかふかで良い土へと変化しています。
乳酸菌や酵母菌などの微生物によって、パンが発酵して膨らむようなイメージで土が変わります。
実際に、出来上がった土で栽培をしてみたら収穫することができました!
もう一つの不安は、追肥として利用する効果がどうか??
自作の有機肥料は効果が緩やかに出るので、気持ち早めに使用します。
土を少し掘って、少量ずつ土に入れましょう。
虫が寄ってこないように、土を被せていきます。
オクラなど、肥料を必要とする野菜もこの方法で収穫できました!!
自作肥料のため、肥料成分があるのか不安ですが、やってみるとうまくいきました(^^♪
家庭菜園を、市販の肥料を使わずに捨ててしまう生ごみを活用して楽しみましょう!
ご覧いただきありがとうございました!!
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