菌ちゃん生ごみ漬物で古い腐葉土を再生させた土を利用して
プランターでトマト栽培をしている家庭菜園初心者です
4月21日に定植してから順調に育っているトマトですが、
『脇芽とり』のいくつかのポイントと、捨ててはもったいない脇芽のその後についてまとめます
脇芽ってどれ?とってはいけないのはあるの?の疑問を解決します
せっかく育てたトマトの脇芽を生かす方法もあるよ~
初心者の方にもわかりやすいようまとめましたので、参考にしていただけたらと思います
脇芽をとる3つの理由
トマトを定植して、しっかりと活着するとぐんぐん成長していきます
なぜ、脇芽をとるのか…
- 脇芽に栄養をとられてしまうから
- 花の房がつくのが遅くなるから
- ジャングルのようになり、風通しが悪くなり病気の原因になるから
脇芽をとることで栄養が分散されて、必要なところへ栄養が行き届かせることができます
脇芽の特徴
茎(主幹)と葉の間に出てたものが脇芽です
見た目の特徴は、産毛が生えていることと、成長点があることです
細胞が活発に分裂して、新しい組織を作り野菜を育ててくれるパワーがあります
葉の特徴
葉は、光合成で栄養を作ってくれています
見た目の特徴は、きれいに最後が終わっていることです
葉を脇芽と間違えてとってしまうと光合成で栄養を作る力が弱ってしまうので注意をしましょう
脇芽が成長して葉が増えすぎると、密集して光合成しずらくなるので
見極めて脇芽をとっていくことが重要になります
脇芽とりのポイント
脇芽とりをするのはいつ?
定植してから、活着するとぐんぐん成長していきます
光合成をして一番花がついてから、一番下の脇芽をとります
もう一つの目安は、脇芽が10センチくらいになってからです
一番花がついてから、一番下の脇芽をとってから出てきたものについては
小さいうちから脇芽をとっても大丈夫です
むしろ、その方が傷口も小さくすむため、週に一回は様子を見ていきます
もうひとつのポイントは、脇芽とりは晴れた日の午前中がベストです
理由は、傷口から病原菌が入らないように、乾燥させるためです
脇芽の取り方
手で脇芽をつまみ奥におして、手前に引くと簡単にとることができます
大きくなりすぎたものは、ハサミを利用します
注意点として、ハサミは煮沸消毒・アルコール消毒をしたものを使いましょう
脇芽を水に浸けて増殖させたい場合は、ハサミを使うと発根しずらくなります
理由は、主幹に発根しやすい組織が残る場合があるためです
できるだけ手でとるのが感染対策・増殖させるの面でもおすすめです
手でつまんで、左右にやさしく動かせば
簡単にとることができますよ~
とってはいけない脇芽がある
- 一番上の脇芽はとらない
- 2本立をやる場合は、第一花房のすぐ下の脇芽はとらない
- 活着する(一番花がつく)前にとらない
主幹の成長点(一番上)はとっていけません
成長が止まってしまうので、産毛が生えているからといってとらないようにします
2本立ちで栽培したい場合は、手枝と第一花房すぐ下の脇芽を使うのでとってはいけません
また、定植してから活着するまでは、葉から光合成をして成長するのが最優先なので、
一番下の脇芽はある程度、成長するまではとりません
10センチくらいに成長して一番花がついたのを確認してからとりましょう
初めてのトマト栽培なので、1本立て栽培することにしました
第一花房のすぐ下の脇芽はとりました~
2本立にすると収量が約2倍になりますが、根の栄養吸収には限界があります
プランター栽培で化成肥料も使わないので、2本立ちは来年挑戦してみます
とった脇芽のその後
脇芽をとったら捨ててはもったいないです
成長点である脇芽には元気に育つパワーがあるので、利用しましょう
水に浸けて、明るい場所に置きます
切り口を水につけて毎日、水替えをしましょう
置く場所は、直射日光に当たらない明るい場所です
様子を見て、植え替えよう
水に浸けて様子を見ていると、1週間ほどで発根してきます
畑に植え替える見極め2つのポイントは、
- 発根したものが10本ほどある
- 1センチくらいに伸びてきた
水に浸けるだけで育つので、脇芽(成長点)のパワーを感じます
発根したら植え替える
発根したら、土に植え替えれば増殖することができます
根は弱いので、優しく作業をしましょう
- 割りばしで穴をあける
- 優しく脇芽を入れて土を寄せる
- 水をあげる
2週間ほどで枯れてこなければ、活着したことになります
脇芽を増殖させるメリット
脇芽を植え替えることで、収量が倍になります
また、脇芽をとった苗とは成長が異なるため収穫時期がずれてきます
よって、長い期間トマトの収穫ができることがメリットとなります
脇芽を取る時期にやる大切な事
脇芽とりを始めたという事は、成長が進んでいるという事になります
トマトの苗は、背も高くなるため長い支柱に変えておきましょう
長い支柱に差し替える時に、根を傷めないように
気を付けて交換しましょう~
まとめ
トマトの成長を促すために『脇芽とり』は欠かせません
簡単なポイントは
- 苗が活着してから一番下の脇芽をとること(最初の脇芽はある程度大きくなってからとる)
- 手で持ち、左右にやさしく動かしてとること
- 晴れた日の午前中にとること
- 週に一回は様子を見てとること(小さいうちにとってもいい)
とった脇芽は水につけておいて、10本ほど1センチくらいの発根が確認できたら土に植え替えます
2週間様子を見て枯れてこなこれば、時期をずらして栽培して収量を増やすことができます
生ごみ漬物を利用した土で、追肥はしていませんが今のところ順調に育っています
花芽もたくさんついてきて、収穫がますます楽しみになっています
今回の脇芽とりについてのまとめが、参考になれば嬉しく思います
一緒に美味しいトマトを収穫できるよう頑張りましょう~
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